Wiiの『ラストストーリー』で気になった部分を今まで書いてきましたが、今回はもっと細かい部分についてまとめてみたいと思います。
ただ「気になるなぁ」程度のものの羅列であり、「『ラススト』は糞ゲーだ!」と言い切れるようなものではありません。
■タイトル画面とタイトルメニュー
タイトル画面でAボタンを押すとタイトルメニューに……行きません!
なぜかAボタンを2回押さないとメニューが表示されないという謎仕様。
■ロード時間
ロード時間が長めだと思います。画面左下のNOWLOADING見飽きました。
■無音
ルリの街では、狭い路地に入ると音楽が消え、やや広めの道に出ると音楽が鳴ります。
なぜでしょうか。
狭い路地は閑散としているから「静まっている」感を出し、広い道は「賑わっている感」を出したかったのでしょうか。
もしそうだとしたら、それを音楽の有無で表現するのはおかしい気が。
空気感を音のリアルさで追求するなら最初から音楽などいらないし、ゲームっぽさを出すなら音楽はどんどん出すべきと思います。
例えばそれが洞窟の奥深くとかなら音楽が鳴らないのもわかるんですが、街ですよ?
音楽を鳴らさない理由がわかりません。
■看板
ルリの街では看板にぶつかることができます。が、そもそも看板の高さがおかしい。
大人の顔の高さに看板がぶら下がっているのです。普通、こんな高さに看板作りますかね。
■フォント
ゲーム内のフォントの比率がおかしい気がする。
例えば『ファイナルファンタジーXII』は4:3の比率で発売されたゲームですが、後に発売された『インターナショナル ゾディアックジョブシステム』は16:9でも遊べるように改善されました。
ところが、ワイド画面に対応したのはムービーシーンと3Dポリゴングラフィックのみで、メニュー画面やフォントなどはそのまんま。
つまり、4:3用として用意されていたフォントを無理やり横に引き延ばしているだけというシロモノでした。
「見にくいなぁ」と思いながら遊んだものですが、『ラススト』はこの無理やりワイドにしたフォントに似ています。
ためしにテレビの比率を4:3にしてみたら読みやすくなりました。
開発中はワイド画面を想定していなかったとか、そんなお粗末な話なんですかね?