『ファミコン文庫 はじまりの森』というスーパーファミコンのゲームがあります。
コレは1999年に任天堂が発売したアドベンチャーゲームで、一言でいうと
サウンドノベル的な、ストーリーを読み進んで選択肢を選ぶだけというようなものです。
SFCで遊んだことはないのですが、ゲーム性がとてもお手軽そうだったため
Wiiのバーチャルコンソールで購入しました。800Wiiポイントです。
ガッツリ遊ぶのではなく、Wiiのゲームの合間にチョコチョコ遊んでいたのですが、
今日ようやくクリアすることができました。と言ってもプレイ時間は6時間ちょっとで、予想どおりとてもお手軽でした。
Wiiと言うと、Wiiリモコンを傾けたりひねったり、ヌンチャクを装備したりして操作が大変ですが、
『はじまりの森』はクラコンの左手だけでできるのが良いですね(十字ボタンで選択肢を選び、Lボタンで決定)。
ストーリーはとてもホンワカまったりしています。
小学生の男の子が体験した、ひと夏の不思議なできごと—。
舞台はおじいちゃんのいる村(ど田舎)。時代設定は昭和チックなので懐かしさも感じます。
もうちょっと盛り上がりがあってもよかったのでは、とも思いますが、まぁこの世界観なら妥当な脚本なのかも。
ただ、主人公の小学生の男の子の口癖が「なのだ」はいかがなものか……(笑)。
大人になってしまったので心に響くものはあまりありませんでしたが、
1999年発売当時、つまり学生時代に遊んでおけば、もっと「隠れた名作だよ!」と
胸張って紹介できる作品になっていたかもしれません。