『ロストオデッセイ』に続き、去年末に発売された『スーパーマリオギャラクシー』もクリアしました!
入手できるスターを全て取ってからラストに挑んだので
かなり時間がかかってしまいましたが、予定どおり詰まれていたソフトを徐々に消化できています。
では感想を。
- 『マリギャラ』は『スーパーマリオブラザーズ3』の雰囲気を感じることができますね。
『3』の『アスレチックBGM』と『飛行船BGM』がアレンジされて登場していますし、
『スーパーマリオ64』や『スーパーマリオサンシャイン』のような箱庭感のあるステージが少なく、
小さい星を転々としてステージを進む構成となっているため、
与えられたステージをチマチマこなす感じも2D『マリオ』を彷彿とさせます。
また、最近のぬるい感じとは違い、クッパ軍団が総力を挙げてガチだったのも良かったと思います。 - 宇宙が舞台になると聞き、最初はガッカリしました。
『サンシャイン』は"南国"に固執しすぎたせいで、逆にステージの幅が狭くなり、
どれもこれも似たようなステージばかりになってしまったからです。
ところが『マリギャラ』はそうではなく、宇宙が舞台とは言え
様々なステージが用意されており、あっちこっちに発生する重力を頭の中で確実に捉え、
独特なステージ構成の中をテンポ良く突き進めていく構成となっており、
バリエーション豊かでとても面白かったです。
ココまで練りこまれたアイディアを積極的に盛り込む姿勢は本当に素晴らしい。
「さすがは任天堂だなぁ」と久しぶりに思いました。 - BGMもお気に入りです。
作曲は、お馴染みの近藤浩治さんもいますが、メインは横田真人さんという方。
この人、初めて聞く作曲家なんですが、コレがまた近藤さんとはまた違った感じの良曲を
作曲されており、今後にも期待できる人です。オーケストラというのも良かったです。 - 総評
かなり質の高い3Dアクションゲームだと思います。
個人的には、現時点のWiiのソフトの中で1番好きなゲームかも。
Wiiリモコンとヌンチャクを使用し、WiiならではのポイントやWiiリモコンを振るといった操作も
煩わしくなく操作できるので、"既存のゲーム感"と"Wiiの新しい操作感"の両方を味わうことができます。
ゲームキューブ基準で作られた『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』や
GCコントローラが推奨されている『スマブラX』とは違い、本当の意味での"Wiiならでは"のソフトと言えるでしょう。
難易度は、サクサクとクリアできるもののしっかりとした手応えがあるレベルなので
上述のような理由から、既存のゲームを遊んできたユーザにおすすめできますね。
ただし、『マリオ64』のような箱庭感のある大きいステージを遊びたい場合は肌に合わないかもしれません。
クリアしたものの、新しく課題が増え、まだスターを入手できるようなので
今後も空き時間にプレイし続けていきたいと思います。